自宅でリゾート気分!注文住宅でバルコニーを楽しむ方法とは?
2024/07/29
バルコニーは建物の上階に設置された屋根のない屋外スペースで、洗濯物干しやガーデニングに利用されます。ガーデニングやアウトドアリビングに最適で、シェードや収納家具を使って機能的にできます。おしゃれにするためには、床や柵の色を統一し、観葉植物や家具を配置することが重要です。
ガーデニングにも最適~バルコニーとは?
バルコニーは上階に設置された屋根のない屋外スペースで、洗濯物やガーデニングに利用されます。手すり設置が義務付けられており、明るいが天候に左右されます。ベランダは屋根があり、階数に関係なく設置されます。
◇バルコニーとは
バルコニーは、家屋やマンションの上階に設置された屋根のない屋外スペースで、居住者が手軽に利用できる便利な場所です。主に洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだりするために使われ、手すりの設置が義務付けられています。
手すりの高さについては、3階以上の建物では法律で1.1メートル以上と定められていますが、2階建ての住宅にはその規定はありません。
バルコニーには屋根がないため、室内は明るく、日差しが入りやすいですが、雨天時や強い日差しの下ではデメリットもあります。
また、通常のバルコニーよりも広いスペースは「ルーフバルコニー」と呼ばれ、エアコン室外機などの設置に利用される狭いスペースは「サービスバルコニー」として区別されます。
◇ベランダとの違い
バルコニーとベランダは、どちらも建物からせり出した屋外スペースですが、主な違いは屋根の有無と設置階数です。バルコニーは屋根がなく、通常は2階以上に設置されます。一方、ベランダには屋根や庇があり、階数に関係なく設置されることがあります。
ベランダは雨が少ない時に洗濯物を干すのに便利で、プライバシーも守られますが、屋根があるため室内が暗くなりやすいという特徴があります。また、一階にある屋外スペースは「テラス」と呼ばれることもあります。
バルコニーがある注文住宅が少ない理由とは?
バルコニーは屋根がなく多目的に使えますが、天候に左右されるデメリットがあります。最近では部屋干し専用のランドリールームを設ける住宅が増えています。
◇屋根がなく洗濯物が天気によって干せない
バルコニーはベランダと異なり、屋根のない開放的な室外スペースです。建物内から直接アクセスできるため、洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだりと、多目的に利用できるのが特徴です。
しかし、屋根がないため雨天時には洗濯物を干せない、窓を開けられないなど、活用用途が天候に左右されるというデメリットもあります。
◇ランドリールームがあり外干しをしない
最近では、部屋干し専用のランドリールームを設ける住宅が増えています。ランドリールームでは「洗う、干す、取り込む、アイロンがけをする、たたむ」というすべての洗濯作業を一か所で行えるため、家事の効率が向上します。
特に雨の日や花粉の季節には、ランドリールームが大活躍し、リビングを洗濯物で占領することもありません。
また、花粉やホコリ、PM2.5の影響を避けるために乾燥機を利用したり、部屋干しを行ったりする家庭も増えています。そのため、注文住宅ではバルコニーを設けない家も増加しています。
生活に彩りを与えるバルコニーの活用法
バルコニーは工夫次第で快適なアウトドアリビングに変わります。観葉植物や折りたたみテーブルでおしゃれに演出し、ガーデニングや家庭菜園も楽しめます。
◇アウトドアリビングにする
アウトドアリビングと聞くと、広い庭やテラスを思い浮かべるかもしれませんが、工夫次第で普通のベランダも快適な空間に変えることができます。例えば、観葉植物を配置したり、レジャーシートやおしゃれなバスケットを用意したりすることで、雰囲気を一新し、心地よく過ごせるでしょう。
また、食べ物や飲み物を置くための折りたたみテーブルを用意すると、さらに便利です。
バルコニーをリゾート感あふれる空間にするためには、家具やインテリアの選定が重要です。統一感のあるデザインとカラーリングを選び、小物を使って雰囲気を高めることで、おしゃれなリゾート気分を楽しむことができます。
◇ガーデニング、家庭菜園を楽しむ
バルコニーでのガーデニングやミニ菜園が人気を集めています。花や緑、土の香りから自然を感じることができ、プランターで好みの植物や野菜を育てると収穫の楽しみも味わえます。ガーデニングには水やりが欠かせないため、計画段階で水栓の設置を考えると良いでしょう。
また、バルコニーが風通しの良い設計であることも重要です。悪い空気の滞留は植物の健康を害する原因となるため、注意が必要です。
台風などで強風が吹く際は、鉢が飛ばされないように高い台から下ろすなどの対策を講じましょう。また、ガーデニング用品の収納スペースを確保しておくと、作業がスムーズに行え、屋外での作業が完結します。
設置の際には洗濯との併用も考慮し、過度に大きな鉢を置いてスペースを狭めないように注意してください。バルコニーは洗濯物を干すだけの場所ではなく、上手に活用することで、より快適に暮らすことができます。
バルコニーをより楽しむための工夫
バルコニーを最大限に活用するには、シェード、物干し竿、目隠しフェンス、収納家具などのアクセサリーが便利で、おしゃれにするには色の統一や家具の配置が重要です。
◇取り入れると便利な設備
バルコニーの利用を最大化するためには、シェード、物干し竿、目隠しフェンス、収納家具などのアクセサリーを取り入れると便利です。シェードは日差しや視線を遮るだけでなく、外観を美しくする効果もあります。
物干し竿は洗濯物や布団を干すのに便利で、省スペース型や折りたたみ式のものを選ぶとより効果的です。目隠しフェンスはプライバシーの保護と外観の向上に役立つため、新築時に検討すると良いでしょう。
また、収納家具はバルコニーで使う用具を整理するのに役立ち、室内もすっきりとさせます。これらのアクセサリーを取り入れることで、バルコニーを機能的で魅力的な空間に変えることができます。
◇おしゃれにするポイント
バルコニーをおしゃれに演出するためには、外壁、床のタイル、サッシ、柵の色を統一することが大切です。
例えば、床面をタイルにすることで、室内との一体感を生み出し、部屋全体をおしゃれに演出できます。特に、室内の床と同系色のタイルを使用することで、空間にまとまりが生まれます。
また、ウッドデッキを利用する場合、室内のフローリングと色を揃えることで、空間が広く感じられる効果があります。
さらに、バルコニーに椅子や机、観葉植物を配置することで、カフェのような雰囲気を作り出し、外で過ごす時間を楽しく演出することが可能です。
バルコニーは、建物の上階に設置された屋根のない屋外スペースで、居住者が洗濯物を干したりガーデニングを楽しんだりするために利用されます。手すりの設置が義務付けられており、3階以上の建物では高さ1.1メートル以上が必要です。屋根がないため、室内は明るくなりますが、雨天時や強い日差しの下では不便です。また、広いスペースは「ルーフバルコニー」、狭いスペースは「サービスバルコニー」と呼ばれます。
バルコニーとベランダの違いは、屋根の有無と設置階数です。バルコニーには屋根がなく、2階以上に設置されますが、ベランダには屋根があり、階数に関係なく設置されることがあります。バルコニーの欠点は、天候によって洗濯物が干せないことですが、ランドリールームを設けることで解消できます。
バルコニーは、ガーデニングや家庭菜園を楽しむのに適しており、観葉植物や折りたたみテーブルを配置することで、快適なアウトドアリビングにすることができます。また、プランターで植物や野菜を育てると、収穫の楽しみも味わえます。バルコニーをより機能的で魅力的な空間にするためには、シェード、物干し竿、目隠しフェンス、収納家具などのアクセサリーを取り入れると良いでしょう。