福井で注文住宅を建てる際に押さえておきたい後悔しない間取りと間取りを決める手順
2023/10/31
福井県の注文住宅の間取りで悩んでいる方に読んでほしい記事です。何から何まで自分で決められる注文住宅だからこそ、選択肢がありすぎて迷うことも多いでしょう。しかし知るべきポイントをしっかりと抑えれば、後悔しない家づくりが可能です。
注文住宅を新築される際、施工事例を参考にイメージを膨らませ、どの部屋を優先して理想に近づけるかを決めることにより、間取りの失敗を防げます。また、ハウスメーカーに相談し、間取りの提案や見積もりを行ってもらうことで、夢のマイホームの実現へ1歩近づけることでしょう。
注文住宅の間取りの決め方
こちらでは、間取りを決める際の手順とポイントをあわせてご紹介いたします。
・間取りを決める際の手順①さまざまな施工事例を参考に新築のイメージを膨らませる
さまざまな施工事例を参考にすることにより、新築の住宅に対する、ご自身やご家族の理想やこだわりを明確化できます。なお、施工事例はハウスメーカーのホームページやパンフレットなどでも確認できますが、建売住宅は実際に見学できる見て触れられるため、住宅や間取りについて学べることも多いでしょう。
・間取りを決める際の手順②各部屋の優先順位を決める
住宅を新築される際、理想やこだわりを全て実現したいと考える方も多くいらっしゃることでしょう。しかし、予算の関係上、ご自身やご家族の要望を全て叶える間取りの実現は困難です。そのため、絶対に実現したい部屋とできたら実現したい部屋とに分類し、各部屋の優先順位を決めることが重要です。
・間取りを決める際の手順③ハウスメーカーに相談する
ある程度のイメージが固まってきたら、ハウスメーカーに間取りの希望を伝えて、プランの提案を依頼しましょう。なお、この際、具体的なイメージを伝えることが重要となります。それにより、お客さまにとって、最適な間取りプランを提案してもらえるはずです。
・間取りを決める際の手順④こだわり・予算を踏まえて最終決定する
ハウスメーカーから提案された間取り・見積書の確認を行い、最終的に間取りを決定します。なお、この時際、小さなお子さまがいるご家庭は、将来、お子さまが成長してお金がかかるようになってからでも、家計に無理のない範囲内で支払える金額であるのかを検討することが大切です。たとえ、満足のいく間取りであったとしても、予算を越えてしまうようであれば、修正を加えることをおすすめします。
・間取りを決める際に考慮すべきポイント
間取りを決める際に考慮すべきポイントは次の通りとなります。
・家事動線・生活動線
家事動線・生活動線を考慮することにより、生活しやすい間取りを実現できます。たとえば、お風呂、洗面所、トイレなどの水回り、キッチン、リビングなどの生活の拠点となる場所を近くに配置すると良いでしょう。
・風の通り道を確保する
快適な間取りの条件の1つとして、風通しの良さが挙げられます。風通しの良し悪しは窓の位置が大きく関係しているため、風向きを考慮した上で窓の位置を取り決めましょう。
・採光のバランスを考慮する
快適な間取りを考える上での条件の1つとして、採光のバランスも快適に過ごすために重要な条件の1つですが挙げられます。隣接する住宅の影となる時間帯を確認し、リビングの採光のバランスを確認しましょう。窓のサイズや位置により、日光の入り方が異なってきます。
・収納スペースを確保する
注文住宅を新築される際、収納スペースが足りない、使いにくいといった失敗をされる方が多くいらっしゃいます。そのため、ご自身やご家族のお手持ちの物の量を把握し、十分な収納スペースを確保できているか、使い勝手は良いかどうか検討することが大切です。
・生活音に配慮する
多階建ての住宅の場合、他の階に生活音が響くおそれがあります。そのため、一緒に暮らす家族の生活音がストレスとなってしまわないためにも、生活音に配慮して、間取りを工夫する必要があります。
注文住宅の間取りの失敗例
こちらでは、注文住宅で起こりうる、よくある間取りの失敗例をいくつかご紹介いたします。
・部屋の広さが不適切
たとえ、解放感のある広々とした部屋に憧れているからといって、単に広ければ良いというわけではありません。部屋が広すぎると、エアコンが効きにくくなるおそれがあるからためです。また、反対に図面で見ていた時はちょうど良く感じていたとしても場合でも、家具などを搬入したら、思っていたよりも部屋が狭くなってしまったという場合も少なくありません。
・収納が不十分・使い勝手が良くない
注文住宅において、収納に関連する失敗が1番は他のものより多く見受けられます。図面だけでは、実際に使用した際のイメージが湧きにくいことが最大の原因のようです。
・コンセントの位置・数が不十分
間取りを決める時点では際、見落としてしまいがちですが、コンセントの位置や数の確認は非常に重要です。特に、テレビや冷蔵庫といった大型の家電を置く場所は生活の不便とならないよう、コンセントの位置を考慮する必要があります。
・プライバシーが確保されていない
間取りにより、外からの視線が気になるといった失敗も少なくありません。そのため、人通りの多い道路に面している場合、外からの視線を考慮し、窓の位置や間取りを工夫すると良いでしょう。
・家事動線・生活動線が考慮されていない
家事動線・生活動線が考慮されていないと、毎日の家事や生活がストレスとなるおそれがあります。そのため、間取りを決める際は快適な生活を送るためにも、家事動線・生活動線に配慮する必要があります。
間取りで後悔しないために考慮すべき事
こちらでは、間取りで後悔しないために考慮すべき点をいくつかご紹介いたします。
・家具や家電の大きさ・配置を確認する
・家事動線・生活動線を考慮する
・換気システムを整備する
・ご自身やご家族の生活スタイルを考慮する
・使い勝手の良い収納スペースを考慮する
・風通し・採光・プライバシーを考慮した窓の配置
まずは、家具や家電の大きさを把握し、そのうえでどこに何を配置するかを細かく決めておくことです。家具の配置は、家事動線や生活動線にも関わり、生活のしやすさが大きく変わってくるため、非常に大切なポイントです。
換気システムのを導入についても考慮しましょうすること。これにより、空気を綺麗な状態に保つことができるため、汚染物質や匂いなどを気にせず、快適に過ごすことができるようになります。また、ご自身やご家族の生活スタイルを考慮することにより、生活時間の違いなどから生まれるさまざまなストレスを抑制できます。
また、間取りにおける後悔で特に多い収納スペースには気を付ける必要があります。使い勝手がよいかどうかを常に意識しながら収納スペースについて考えることが重要です。
最後に、風通し、採光、プライバシーなどの外の環境との相性も考慮すべきです。
間取りを決める際、家具や家電の大きさや配置、家事動線や生活動線、換気システムの導入、ご自身やご家族の生活スタイル、使い勝手の良い収納スペースの確保、風通し・採光・プライバシーを考慮した窓の配置などを考慮することにより、間取りで後悔することを防げます。また、極端に広すぎない適切な部屋の広さ、コンセントの位置や数などにも十分に配慮することにより、快適な生活を実現できる間取りを手に入れられることでしょう。
福井で注文住宅をご検討中の方は、ぜひ、今回ご紹介した注意点を考慮しながら、間取りを取り決めてみてはいかがでしょうか。