土間のある注文住宅~田園風景と共に過ごす快適な住まい
2024/05/27
土間は、古くは農作業や台所隣の生活空間として使われ、現代ではリビングやキッチンなど幅広い使い方がされ、コンクリートやモルタルで仕上げられ、夏でも快適です。自然素材を使うと健康的な暮らしが実現でき、日本ハウスホールディングスはその技術と素材で快適な住まいを提供しています。
土間の人気が再来?土間の魅力とは
土間は、床材を設置せず地面に近い高さを持つスペースで、古くは農作業や台所隣の生活空間として使われてきました。涼しく快適な性質から夏でもエアコン不要で電気代を節約できる他、子供の遊び場や応接室、収納スペースなど幅広く活用できる利点があります。
◇土間とは?
土間は、住まいの一部でありながら床材を設置せず、地面に近い高さを保っているスペースです。古くは、農具や作業用具の収納、農作業、家畜の飼育などに利用されていて、台所に隣接する生活になくてはならない場所でもありました。
近年では、土間はリビングやキッチンなど幅広い使い方がされています。昔ながらの使い方をするだけでなく、現代のライフスタイルに合わせてアレンジできるのも、土間の魅力です。
現代の土間は、コンクリートやモルタル、タイルなどで仕上げられるのが一般的です。これらの素材は耐久性に優れ、水洗いも可能なため、土間の床は重いもので破損する心配がなく、汚れたらすぐに洗えるメリットもあります。
◇土間が好まれる理由
コンクリートやモルタル、タイルなどで作られた土間は、触ると涼しいです。だから、夏でも土間は涼しくて快適です。エアコンを使わなくても涼しいので、電気代を節約できます。
ひんやりした土間は、真夏の暑い日には子供たちの遊び場として最適です。また、応接室や収納スペース、趣味の部屋、ペットのお手入れスペースなど、色々な用途に使えます。天気を気にせず使えるのも、土間の利点です。
健康に暮らせる土間の家を希望
床下空間がない土間は、冷えやすいため、寒さ対策が必要です。また、健康に暮らせる土間のある家をご希望であれば、無垢材、漆喰、珪藻土などの自然素材を採用することを推奨します。
◇寒さ対策
フローリングは床下に断熱材を入れることで、地面からの冷気を軽減し、室内温度を保っています。しかし、土間は床下空間がなく、熱伝導性の高いモルタルやタイルで仕上げられているため、底冷えしやすいのがデメリットです。
冬場は、床が冷たく感じられる可能性があるので、居住空間に土間をつくる場合は、寒さ対策が必要です。具体的な方法としては、床暖房や薪ストーブなどと組み合わせる、断熱材を使用して断熱性を高めるなどがあります。寒さ対策をしておくことで、温度差による結露も防げます。
◇自然素材
自然素材とは、人工的な化学物質を含まない素材のことで、具体的には無垢材、漆喰、珪藻土などを指します。土間はもともと自然素材でつくられていたことから、自然素材と土間の相性は抜群です。
建材に含まれるホルムアルデヒドが、シックハウス症候群を引き起こしていることが問題となっています。自然素材にはホルムアルデヒドが含まれていないため、シックハウス症候群を発症する心配がありません。
自然素材を採用する注文住宅を建てれば、家族の健康を守り快適に過ごせる家を実現できます。
日本ハウスホールディングスの技術と素材
日本ハウスホールディングスは、国内トップクラスの住宅メーカーで、国産の檜を積極的に活用しています。檜の住まいは、高断熱でリラクゼーション効果が高いのが特徴です。
◇トップクラスの高断熱
日本ハウスホールディングスは高度な断熱性能を備えた注文住宅を提供していて、すべての建物に認定証が発行しています。Heat20 G2レベルやZEHプラス基準などの断熱基準を満たすことで、さらに高い水準の断熱性能を実現することも可能です。
さらに、一般的な工法では用いられない床下断熱を採用しているため、冷えやすい土間も安定した床下温度を確保できます。
断熱性能の要となる気密性を高めるために、PCパネルと断熱材である発泡ウレタンを用いて外気を遮断し快適な室内環境を作り出しているのも特徴です。PCパネルと断熱材がしっかり密着しているため、内部結露の発生も防止できます。
◇体に優しい檜無垢材
日本ハウスホールディングスは、国産の檜を積極的に活用し、檜の森を育てる取り組みも行っている住宅メーカーです。檜の無垢材は体に優しいため、檜の無垢材を使った住まいはさまざまな健康効果が期待できます。
ひとつ目はリラクゼーション効果です。檜造りの住まいは香り成分のフィトンチッドを放出し、住む人に心地よい安らぎを与えてくれます。
他にも、ストレス解消、脳活動の鎮静化などの効果も期待できます。ホルムアルデヒドを含まない檜無垢材を使うことで、家族の健康を守れる住まいを実現できるのも利点です。
ゆったり暮らせる土間と木のある家
日本ハウスホールディングスの施工事例をご紹介いたします。こちらは、自然に囲まれた土地に建てられた、3つの土間がある平屋+ロフトの住まいです。田園風景を眺めながら、穏やかな生活が送れる魅力的な住まいが実現しました。
◇趣味も団らんも楽しめる3つの土間
田んぼへの日当たりを考慮して、高さを抑えた平屋+ロフトとなっています。家の中には、3つの土間があり、それぞれの空間で趣味と団らんが楽しめます。土間縁はご家族の日向ぼっこの場所で、畑仕事や外部とつなげる役割もあります。
薪ストーブのある土間は読書の場所、ロフトの土間はアトリエで子どもが絵画を楽しむ場所です。土間は冷えやすいのが難点ですが、薪ストーブで家全体を暖められる設計のため、寒い冬も快適に過ごせます。
◇自然素材
檜の他に、ケヤキ無垢材や珪藻土も使用しています。ケヤキには調湿効果や抗菌効果があり、健康的な生活の促進が期待される木材です。美しい木目を活かして、カウンターに使用しました。
珪藻土には、調湿効果、消臭効果があり、ダニやカビを抑制する効果も期待できます。自然素材を使った住まいは質感を感じられ温かみがあり、時間の経過と共に味わいが増すため、経年変化が楽しめるのも魅力です。
土間は古くは農作業や台所隣の生活空間として使われ、現代ではリビングやキッチンなど幅広い使い方がされています。コンクリートやモルタル、タイルで仕上げられ、涼しく快適な性質から夏でもエアコン不要で、子供の遊び場や応接室、収納スペースなどに活用されています。
土間の床は耐久性に優れ、汚れたらすぐに洗える利点もあります。床下空間がないため冷えやすく、寒さ対策が必要です。自然素材を採用することで健康に暮らせる家を実現できます。
日本ハウスホールディングスは高断熱性能や自然素材の活用で快適な住まいを提供しています。檜の無垢材は体に優しく、リラクゼーション効果も期待できます。施工事例では自然素材を活用し、3つの土間がある住まいが紹介されています。