小浜市の注文住宅では福井県産の木材が推奨されている?
2023/06/14
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木の家は機能性が高い反面コストがかかりやすいのがデメリットですが、補助金制度を活用することで費用を安く抑えることも可能です。今回は小浜市で木の家をご検討中の方のために、小浜市が行っている森を守るための取り組みや県産材を活用した補助金制度の概要、注文住宅建築時に補助金申請を行える旭木材工業株式会社をご紹介いたします。
森を守る小浜市
小浜市は19,094haが森林で、そのうちの11,327haが天然林、7,410haが人工林です。森林の広さが総面積の約82%を占める緑に大変恵まれた地域です。森林は空気を浄化したり、雨水を蓄えて土砂災害を防ぐ役割を果たしてしていたりと、地域住民にとってなくてはならない存在です。
しかし木材価格の下落や安価な外材の増加によって日本国内の林業は衰退しつつあり、小浜市も例外ではありません。地球温暖化や異常気象による豪雨といった世界規模の問題も踏まえ、小浜市では森を守り、次世代に引き継ぐ活動を行っています。主な取り組みは次のふたつです。
1.間伐を行う
森林は放置されると林内密度が上がります。結果、地面に光が届かなくなり、お互いの成長を妨げて変形したり、品質が悪くなったりしてしまいます。間伐は林内密度を調節する作業のことです。小浜市が行っている森林保全活動の約9割が間伐で、幹と根が太い木が育つだけでなく、木の根元に生息する植物が繁茂し、風害や山地災害の防止にもつながっています。
2.森林保全の重要性を周知する
森林保全には作業をする人や樹木医などの人材確保と育成だけでなく、一人ひとりが意識を高めることも必要です。小浜市では森林保全の重要性を理解してもらい森林をもっと身近に感じてもらうために、間伐で伐採した木を加工して市場で販売したり、植樹作業に学生や地域住民に参加してもらったりしています。
毎年春には「緑の募金」を実施し、集まったお金で森林整備を行うだけなく、地域住民に苗木を配布する活動も行っています。
県産材を活用したふくいの住まい支援事業とは?
福井県では「高品質な県産材を活用した木の家の普及」「木材工業の活性化」「地球温暖化対策」の3つを目的とした「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」を実施しています。これは木造住宅を建設もしくは購入すると、県産材の住宅部材にかかる費用の一部が補助される制度です。
支援事業の概要
県産材を活用したふくいの住まい支援事業の概要を、以下で簡単にご説明いたします。
受付期間 | 令和5年4月1日から |
補助対象者 | 次のすべてに該当するも工務店やハウスメーカー。 1.アからウのいずれかに該当する ア)建設業法第3条第1項の規定に基づき建築工事業または大工工事業の許可が下りている イ)建築士法第23条第1項の規定に基づき建築士事務所の登録がある ウ)宅地建物取引業法第3条第1項に基づき宅地建物取引業の免許がある 2.福井県内に本社、支社もしくは営業所などがある 3.福井県税を滞納せずに納めていている 4.請負契約を結んだ住宅に使用した県産材で、他の助成制度を受けていない ※併用が認められている場合を除く |
補助対象住宅 | 品質が表示されている県産材柱を30本以上使っている住宅 |
補助金額 | 県産材の使用量1㎥あたり17,000円(上限500,000円) さらに、越前瓦を使用した場合には使用面積1㎡あたり1,000円(上限100,000円)、越前和紙を使用した場合には使用面積1㎡あたり1,000円(10,000円以上100,000円以内)が上乗せされる |
補助金を申請するときの注意点
補助金は予算額に達すると、終了となります。事務所や店舗を兼用する住宅でも、住宅部分が50%以上占めれば申請が可能です。越前瓦および越前和紙のみでの申請はできません。詳しくは「令和5年度 県産材を活用したふくいの住まい支援事業(木造の新築住宅への補助制度)の申込みについて」をご確認ください。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kensanzai/shintiku.html
旭木材工業株式会社の注文住宅でも制度を利用できる
県産材を活用したふくいの住まい支援事業を活用して、注文住宅住宅の建築費用を安くするためには、補助金申請を行っている工務店を選ぶ必要があります。ここでは若狭町に事務所があり、小浜市、敦賀市、若狭町、美浜町で家の建築とリフォームを行っていて、建築時に制度が利用できる旭木材工業株式会社をご紹介いたします。
木の魅力を最大限に活かした家づくりを目指している
旭木材工業株式会社の前身は旭木材工業で、昭和21年に製材所としてスタートしました。そのため木の知識が豊富で木へのこだわりも強い工務店です。木材の特性を最大限に引き出し、香り豊かで温もりと木の家ならではの住み心地を兼ね備えた家づくりを目指しています。
ヒアリングを重ね理想の住まいを提案
木材の知識が豊富で加工する技術があるため細かい要望にも応えてくれて、追加や変更にも柔軟に対応してもらえます。ヒアリングと打ち合わせを重ねてプロのアドバイスを仰げるため、理想を超えるような機能性の高いマイホームを実現できるでしょう。
木の魅力を生かした設計が得意
木の家は日本古来の住まいで、デザインの自由度は低く思われがちですが、木材はスチールやアイアンなどとの相性もよく、むしろ自由度が高い素材です。木の特性を熟知した旭木材株式会社であれば、自然の木目を活かした純和風の住まいから、無機質な建材をアクセントとしたモダンなデザインの住まいまで、多種多様なテイストの建築設計が可能です。
木の家は機能性が高い反面、コストがかかりやすいですが、補助金制度を活用することで費用を抑えられます。小浜市では森林保全と県産材活用のための補助金制度があり、注文住宅建築時に利用可能です。小浜市は森林が総面積の約82%を占め、森を守るための間伐や保全活動を推進しています。
福井県の「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」は、県産材使用に対する補助金を提供し、木造住宅の普及と木材工業の活性化を図っています。旭木材工業株式会社は、木の魅力を活かした家づくりに定評があり、補助金制度を利用して注文住宅を建築することが可能です。
同社は木の特性を最大限に引き出し、細かな要望にも柔軟に対応します。豊富な木材知識と技術で、理想を超える機能性の高いマイホームを提案し、和風からモダンなデザインまで多様な建築設計が可能です。
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