福井の木材を活かす永和住宅の家づくりとは?
2024/12/16
永和住宅は福井県に根ざした住宅メーカーで、地震に強い木の家を提供しています。自社工場で高品質な無垢材を使用し、耐震性やエネルギー効率に配慮した設計が特徴です。床下冷暖房システム「ココチア」や、福井の風土に適した工法も導入し、施主の満足度が高いです。
福井の木を知り尽くした永和住宅
永和住宅株式会社は福井市問屋町に本社を構えています。住み心地の良い木の住まいを提供してきた同社は、地域に根ざした住宅メーカーとして、快適で長く住み続けられる家づくりを実現しています。
◇製材所から住宅メーカーへ
永和住宅は昭和30年、永平寺の天谷製材所として創業し、地域密着型の工務店として家づくりに取り組んできました。自然豊かな福井の土地で、機能的で強く、美しく、長く住むことのできる木の家を提供し続けており、創業60年を超えた今もその理念は変わりません。
「お客様・社員の幸せを願い、情熱を持って取り組む」という姿勢で、福井県内で多くの注文住宅を手掛けています。特に地震に強い家づくりに力を入れており、福井県の地震リスクを考慮した技術が特徴です。
◇自社工場で一貫生産
永和住宅は福井県内でも最大規模の自社工場を所有しており、最新の機械を使って製材から加工、組立まで一貫して手掛けています。工場は「プレカット工場」「パネル工場」「木材倉庫」「製材工場」の4部門から成り、徹底した品質管理のもとで高品質の建材を生産しています。
国産の桧や県産の杉などの無垢材を使った家づくりは、自社工場ならではの強みです。製材所時代から培われた安定したサプライチェーンにより、資材費の高騰を抑え、納期の遅れも防げる点が永和住宅の大きな利点です。
永和住宅の住宅シリーズと性能
永和住宅では、予算に応じて2つの住宅シリーズを展開しており、さらに長期間快適に住むための工法や冷暖房システムも提供しています。
◇住宅シリーズ
永和住宅は「杉木立」と「白樺並木」の2つの住宅シリーズを予算に応じて提案しています。どちらのシリーズも製材から設計、施工まで一貫した体制で、安心して長く住み続けられる家を提供します。
杉木立は永和住宅の標準性能を備えた住宅シリーズで、最新の建築技術を採用しています。自然災害に強いだけでなく、エネルギー効率にも配慮した環境に優しい設計が特徴です。顧客との対話を通じてニーズをしっかりと把握し、安心で快適な生活を実現します。断熱等級6、耐震等級3をクリアし、制振ダンパーを利用したオーダーメイド設計も魅力です。
また白樺並木は、高性能でラグジュアリーな住まいを求める顧客のためのブランドです。最高性能と厳選された仕様を標準装備し、経験豊かなアーキテクトマイスターが一邸一邸を丁寧にデザインします。
オンリーワンの住まいを提供し、快適さと美しさを兼ね備えたデザインが人気です。断熱等級7、耐震等級3をクリアした長期優良住宅で、オリジナルの長期保証がついています。
◇福井の特性に備えた性能
永和住宅の住まいには、福井県の風土や気候に最適化した「S.E.N.S(センス)」工法が採用されています。この工法では、永和オリジナルの大型パネルを使用し、縦揺れに強く、建物全体を「点」ではなく「面」で支えるため、地震や強風にも高い耐久性を発揮します。
さらに、福井の豪雪に備え、軒先には通常の倍の量の垂木が設置されており、豪雪時の軒折れを防ぎます。耐震等級3を全棟標準装備しており、震度6から7の大地震でも倒壊しない強度を備えています。これにより、大切な家族と財産を守ることができます。
また、永和住宅オリジナルの床下冷暖房システム「ココチア」も導入しています。専用エアコン1台で寝室、トイレ、リビング、水回りなど全ての部屋を均一温度に保ち、年間を通して室内の気温を一定に保ちます。さらに、除菌・消臭効果も期待でき、快適な生活環境を提供します。
永和住宅の評判をインタビューからご紹介
実際に永和住宅で家を建てた人の評判をいくつか紹介します。
◇スタッフの柔軟な対応がよかった
施主は、結婚を機に家づくりを考え始め、永和住宅を家族の紹介で知りました。最初に永和住宅に決めた理由は、希望する間取りの提案をもらい、また木にこだわる姿勢に共感したからです。
家づくりにおいて譲れなかった点は、間取りへのこだわりでした。特に1階寝室は二人とも重要なポイントとして挙げており、水廻りや収納を多くするなど、生活のしやすさも重視しました。
建築中や引渡し後の対応についても、施主様は大変満足されています。補助金の都合で工期を1ヶ月早めて欲しいという要望に対し、迅速に対応してくれたことに感謝しており、引渡し後にもドアの不具合を素早く直してもらい、その対応の早さに驚いたとのことです。
実際に住み始めてからは、畳コーナーが特にお気に入りの場所だと語っています。小上がりのデザインが腰掛けやすく、収納スペースとしても役立っているそうです。また、お子様が楽しそうに遊ぶ姿を見ることができ、作って良かったスペースだと感じています。
◇ココチアが快適
また、別の施主が家づくりを始めたきっかけは、お子さんの成長に合わせてのマイホーム計画でした。友人の後押しもあり、スタッフの提案により自分たちの理想の家が実現できると確信し、その後永和住宅一本で家づくりを進めることに決めました。
施主が特に譲れなかった点は、家のデザインと使い勝手です。自分たちのイメージに合った家を求め、他社の内覧会にも参加したものの、最終的に永和住宅で理想のデザインが実現できると確信したことが大きな決め手となりました。
また、家の機能性にもこだわり、家族の動線に合わせて収納を適切に配置し、家事の効率化を図っています。特に「ココチア」というシステムの導入で、家全体が快適に保たれており、エアコン一台で家中が快適という点にも満足しているようです。
住んでみての感想としては、家の使い勝手が非常に良く、家事の時短や毎日の生活が楽になったと感じています。クローゼットや水回りの配置が非常に便利で、朝の準備や洗濯もスムーズにできるようになったことが評価されています。
また、家全体が快適な温度に保たれ、光熱費が大きく削減されている点も大きな満足ポイントです。
総じて、この施主は家のデザイン性、機能性、快適さに非常に満足しており、永和住宅との出会いが自分たちの理想の家づくりを実現する鍵となったと強く感じています。
福井で暖かい木の家を得意とする工務店
福井県には、永和住宅以外にも柔軟な対応ができる工務店がいくつかあります。そのひとつ、三方上中郡に本社を置く旭木材工業株式会社をご紹介します。
旭木材工業は、昭和21年に製材業を始め、昭和56年から建設業を手がけるようになった工務店です。長年培った製材業の経験を活かし、同社では注文住宅に杉やヒノキを積極的に使用しています。特に、すべての住宅の構造材には県産の杉を使い、地域材の活用にも力を入れています。また、「ふくいの住まい支援事業」にも積極的に参加しています。
◇完成までは柔軟に対応
旭木材工業では、ヒアリングを重要視し、施主と何度も打ち合わせを重ねて理想の間取りを作り上げています。他の工務店に比べて打ち合わせの回数が多く、施主の要望にじっくり耳を傾け、工事途中での変更や追加にも柔軟に対応しているのが特徴です。この丁寧な対応が、多くの施主に支持されています。
◇基礎断熱で冬も暖か
旭木材工業のこだわりのひとつに、基礎断熱工法があります。タイト・モールド工法を採用し、基礎の内外を断熱材でサンドイッチすることで、家全体を高気密・高断熱に保ちます。
これにより、土が凍結しない深さまで断熱処理が施され、冬でも床下の冷えを防ぎます。実際に、この工法を採用した施主のNさんは、冬でも家中が暖かく、吹き抜けリビングのエアコン一台で十分暖房ができていると語っています。
永和住宅株式会社は福井市問屋町に本社を構える住宅メーカーで、地域に根ざした家づくりを提供してきました。昭和30年に製材業を始め、現在では地域密着型の工務店として、福井県の風土に適した機能的で強く、美しい木の家を提供しています。特に地震に強い家づくりに注力し、福井県内で多くの注文住宅を手掛けています。
同社は自社工場を持ち、製材から加工、組立まで一貫して行い、品質管理が徹底された高品質な住宅を提供しています。使用する木材は国産の桧や県産の杉などの無垢材で、安定したサプライチェーンと資材費の抑制に強みがあります。
永和住宅の住宅シリーズには「杉木立」と「白樺並木」があり、予算に応じた提案を行っています。杉木立は最新技術を採用し、耐震等級3やエネルギー効率に配慮した設計が特徴です。一方、白樺並木は高性能でラグジュアリーな住まいを求める方向けで、断熱等級7、耐震等級3の長期優良住宅です。
また、永和住宅は「S.E.N.S(センス)」工法を採用し、地震や強風に強い構造を実現しています。豪雪地帯である福井に適した設計を施し、軒先には倍量の垂木を使用し、豪雪時の破損を防ぎます。さらに、オリジナルの床下冷暖房システム「ココチア」を導入し、室内温度を均一に保つことで快適な住環境を提供しています。
実際の施主の声でも、永和住宅の柔軟な対応や、間取りへのこだわり、快適な生活環境が高く評価されています。家事の効率化やエアコン一台で家中が快適な点、収納の配置が便利であることが特に好評です。福井の木を活かした、地元に根ざした家づくりが、多くの施主に満足感を与えています。