工法の違いとは?福井県のおすすめ注文住宅会社を紹介
2023/11/28
福井県で注文住宅を建てる際は、福井県はどんな地域なのか、気候なども理解してから家を建てることが大切です。
福井県はどんなところ?気候風土や交通機関から名産品まで
福井県で注文住宅を建てる際は、福井県はどんな地域なのか、気候なども理解してから家を建てましょう。
福井県はどんなところ?
福井県は、人口約75万人が暮らす北陸地方の1県で、冬の特産物である越前ガニでも有名です。冬は雪が多く、ときには北海道や東北、富山県などの豪雪地よりも積雪が上回ることもあります。
北陸新幹線福井延伸で大注目!
2024年の3月には北陸新幹線福井・敦賀が開通予定です。敦賀は、港と鉄道の街として古くから栄えている街で、敦賀-長浜間に鉄道が開通、明治から昭和初期にはロシア・ウラジオストクとの直通定期航路が開設されました。
現在でも旧敦賀港駅や赤レンガ倉庫など、修復しているものも中にはありますが、当時の建物が残っています。
四季折々の祭りやイルミネーション、グルメなども大変人気で、新幹線が開通することでアクセスしやすくなると、今注目されている街です。
注文住宅の相場はいくら?
福井県の注文住宅の建設相場は、約3,500万円となっています。
土地の取得費は約21万円、手付金は約555万円、機構買取・付保金が約2,850万円です。あくまで相場のため、工務店やハウスメーカーのプランやカスタマイズ内容などによっても価格が変動します。
特に土地代や建設費は、時期によっては高騰してしまうケースもあるため、注文住宅を建てる際は注意が必要です。
住むなら福井県? 福井県の注文住宅会社の評判
福井県は降雪地帯で、その年によっては豪雪地帯といわれている北海道や東北などよりも雪が降ることもあります。そのため、注文住宅を建てる際は気温や降雪量などに配慮した家づくりをしなければなりません。
福井県で注文住宅を建てるなら次の3つのポイントが重要です。
断熱性の高さ
福井県の冬は、朝と夜は氷点下まで気温が一気に下がります。そのため、高い断熱性能と気密性は重要です。気密性と断熱性が高いと、外気の侵入を防げます。断熱材を壁や屋根に入れることで部屋が冷えることがありません。
また、気密性・断熱性に優れている高性能住宅では、部屋の温度が均一に保たれる仕組みになっているため、ヒートショックなどのリスクも軽減できます。断熱性が高い住宅は、気管支喘息やアトピー、のどの痛みなども改善できるといった点もメリットのひとつです。
注文住宅で価格が安いものがたまにありますが、その場合は断熱材が少ないケースがあるため気密性・断熱性に力を入れているハウスメーカーや工務店を選ぶとよいでしょう。
降雪への対応
降雪がある地域では、落雪の危険性を十分に理解した設計の住宅にしなければなりません。よくあるトラブルとしては、隣家の敷地に落雪してしまったり、家の前の道路を通行中に落雪に巻き込まれて大けがや最悪死亡させてしまうといったケースも多く発生しています。
そのため、依頼する際は、福井県の気候に詳しい地域密着型の工務店への依頼がおすすめです。
通気性・換気性能の高さ
降雪地帯に限らず通気性・換気性に配慮した造りにする必要があります。
特に福井県は湿度が高く、結露やカビ、シロアリの発生につながる恐れがあるため、通気性と換気性に優れた住宅にしましょう。
近年では気密性・断熱性が高く、通気性・換気性も優れた住宅を手掛けるハウスメーカーや工務店も増えています。
福井県で評価が高い注文住宅会社5選!独自評価で選んでみました
福井県には、地域密着型から大手ハウスメーカーまでたくさんの注文住宅メーカーがありますが、工法はさまざまです。ここからは編集部独自評価で、5社のメーカー・工務店のモットーや特徴などをご紹介します。
永森建設
永森建設は流行りに流されず、長く暮らせる福井県の土地に合った性能の住宅の建設をモットーにしている工務店です。湿度の高い福井県では、通気性・換気性は重要なポイントのため、永森建設では透湿性の高いアイシネンフォームやセルロースファイバーといった断熱材を使用しています。
また、品質にもこだわっており、外壁ではデザイン性はもちろん機能性や耐久性に優れた「そとん壁」を採用し、退色・劣化がないのが特徴です。劣化しづらい素材を使い、長く住める注文住宅を手掛けているのが永森建設の特徴といえます。
メンテナンス保証も充実しており50年間の無料定期点検や雨漏りなどの10年メンテナンス保証、20年の地盤保証、10年の防蟻保証などを用意しています。
松栄ホーム
松栄ホームは「ここちいい、その先へ」をモットーに、2世代、3世代に住み継がれる家づくりを目指している工務店です。長寿の家をつくる、快適・省エネの家をつくる、ご家族にフィットする家をつくる、暮らしやすい家をつくる、心地よい家をつくるの5つを重視しています。
福井県の厳しい寒さへの対策として、北海道レベルUA値0.48以下の断熱性能を導入し、家庭用エアコン1台で家全体の温度を保たせる「マッハシステム」に対応しているのが特徴です。
また、断熱性、先進機能、デザイン性の3つを持つトリプルサッシや熱交換換気を採用し、清潔な空気を保ちつつ、外気が侵入しないよう寒さ対策を徹底しています。
梶間幸建
梶間幸建は、「お客さまにとって本当に必要な家」をモットーに耐久性にこだわった家づくりを行っている工務店です。オリジナルベタ基礎工法とストロング剛床工法を採用、柱・土台にヒノキ材を取り入れ、シロアリから柱や土台を守る構造に仕上げています。
結露防止と遮熱効果のあるオール高性能サッシ、通気遮熱シートを取り入れているのも特徴です。
また、断熱性の高い住宅も手掛けており、積雪時でも玄関ドアが開けやすいよう設計されています。
ハウジングサービス
ハウジングサービスは、「家族の幸せ」をモットーに自然素材を使用した住宅を手掛けている工務店です。風と光をコントロールして小さなエネルギーで快適に過ごせる住宅を実現するため、パッシブデザインで設計を行っています。
ハウジングサービスのパッシブデザインは、軒などを利用して夏は涼を、軒などの下をすり抜けて日差しを蓄熱し暖をとる仕組みになっているのが特徴です。そのため、南向き・東向きに窓を多く設置し、天井尾や床、壁などに熱量の大きい自然素材を使用することで、暖房の消費エネルギーを5%〜40%ほど削減できます。
旭木材工業
ぬくもりのある家を目指して、木材のそれぞれの特性を活かした家づくりを行っている工務店です。
基礎断熱のタイト・モールド工法を採用し、より気密性・断熱性を向上させる工法で結露や床冷えを防ぎ、暖かくストレスのない快適な住まいにできます。
また、シロアリ10年保証が設けられており、タイト・モールドに使用している断熱材には、人間には無害なホウ酸が隙間から練り込まれており、シロアリ対策がされているのもメリットのひとつです。
福井県で注文住宅を建てる際には、福井県の特徴や気候を理解して計画することが重要です。福井県は北陸地方に位置し、越前ガニなどの特産物で知られ、冬は雪が多いことがあります。2024年には北陸新幹線の延伸が予定されており、注目のエリアとなっています。
注文住宅の相場は約3,500万円で、土地の取得費用や手付金、機構買取・付保金が含まれます。価格は工務店やハウスメーカーのプランやカスタマイズによって変動します。
福井県では降雪が多いため、断熱性が高く気密性のある住宅が必要です。また、降雪に対する対策や通気性・換気性にも配慮が必要です。
福井県で高評価の注文住宅会社として、永森建設、松栄ホーム、梶間幸建、ハウジングサービス、旭木材工業が挙げられます。それぞれが特徴的な工法や設計を提供しており、福井県の気候やニーズに合った住宅を提供しています。 各注文住宅会社の特徴を比較して検討することが、理想の注文住宅を建てるためのパートナーを見つける第一歩になります。